水宮うみ

時計の上に旗を立てよう。
明日が旗で、時計は進む。
旗は誰のものでもない。
旗が時間で揺らめく。
時計にとっての明日が、なんの変哲もない明日なら、時計は大丈夫。
君にとっての旗が君自身の立てた旗であれば、明日が君のものみたいなものだ。


自由詩Copyright 水宮うみ 2016-09-27 16:34:02
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