2.
Qg3!!

もうなんども終わりにしようとしたことをはじめてしまうことは
波ににている 世界は波ににている

井戸の滑車がいつまでも回っているのに桶はとどかない夜の野原に咲く野薔薇に憩う虫の触覚がかんじる銀の粉の化石がみつかったら目をつむって夢のように笛のように

終わりがなければ始まりがない?
始まりがなければ終わりがない? 

街にいるのに波がきこえる


自由詩 2. Copyright Qg3!! 2016-09-26 22:20:53
notebook Home