【BL注意】はだしの水音。プロットと設定
ライカ
タイトル:はだしの水音
少年二人が、自分の苦悩を乗り越えて、生きていく物語。
第一章
第一. 特に接点のなかった少年の夕と凪という二人がいる。彼らは自分が人間に隠れて生活している。
第二、二人は自分が人外の子供で、人間にはなりきれない事に苦悩している。
第三、反抗期に突入した夕はタバコを吸い始める。凪は、夜の公園に息抜きに行き、近所のひと程度の認識だった夕と会い、タバコを貰う
第四、そこで他愛もない話をするまでもなく、いきなり溜め込んでたものを爆発させるが如く、信じてくれないのを前提に凪は自分のことをおとぎ話のように語りだす
第五、実は夕も人外だという事を隠していた人間だという事を語りだす。
第二章
第一、 実は人間でいう中学にあがると同時に、それぞれに与えられた能力をはかる人外用の勉強(通信制高校みたいな感じ)をする。
第二、 凪は能力が発揮できてないが為に、気落ちすることが増えるが、統計的にみれば能力を早々発揮できる人外は少ないという事を学んだため、それについて夕が励ます
第三、 一方夕は能力を出すことに秀でてるわけではないので、凪の適度な友人でいられる(恋心の自覚はない)
第四、 人外の課外学習の勉強で、異世界に行くことになる
第五、 凪は異様に異世界に行きたがらなくなる。
第六、 出だしの第四段階をかみ砕く
第三章
第一 異世界に行きたくない理由として、人間界では未熟なものを受け入れるが異世界はそうでないものは排他的だからである
第二 自分に危害を加えられるのではないか、とか、人間として隠れて人外として生きて行く方が楽ではないか、と行く前から怖がっている
第三 そこで夕はなるべく凪から離れないように行動をこころがけることにした
第四 夕も夕で、異世界が嫌いだからだ。
第五 夕は人外の両親から生まれて理解ある人間の養子に出されたから、どこか自分を捨てた実の両親がいるとしたら、人外の両親自身が人間界に慣れないから異世界にいるのでは、と思っている
第四章
第一 課外学習に出て異世界に行く二人。
第二 凪は良い印象を受けずにいたため、気分が悪かった
第三 課外学習で凪のようなハーフは少ない(というか隠している)と事前に知ってたため居心地が悪い
第四 凪は自分がハーフだと公言するつもりはないが、出生を否定されてるようで嫌だった
第五 夕は夕で、異世界に生活しているであろう両親に不快感を示しているため、異世界にいること自体が嫌だった。
第五章
第一 異世界は人外の故郷であり、人外にとっては出生のために学ばなければならないことがある
第二 人間世界に戻り知ったことは、大昔、一部の人外が自分の能力によって人間を虐殺した過去があるからである。
第三 今人間世界にいる人外は人間世界に馴染むことで、長い時間をかけて償いをするためにいるのだ、
第四 そこで凪は、ハーフである自分の存在意義を理解する。
第五 夕は人間世界に養子に出されたのも、両親の人間への嫌悪と同時に人間への償いをしたいという意識もあったから養子に出されたのではないかと考える
第六章
第一 夕は一緒に凪と悩みを共有して行くうちに恋心が芽生える
第二 だが凪はエゴで自分を産み出されたのでは?と思いはじめ次第に気を病んでいく
第三 凪は元々、兄は能力を生かすことに秀でていた天才なので劣等感があるし、それでいて自分に対して優しい兄に行き場のない感情を抱いていた
第四 そんな凪を支えて行きたいと思うようになる夕は共有や励ましだけでなく、もし気に病むことがあったらこれからも出来ることはしたいと思うようになる
設定やイメージ
左 夕(ユウ):告白した側、何を考えてるかわからない。健常者だがメンヘラに歩み寄る優しさがある。アクティブ。
設定:人外、理解ある人間の養子になり今に至る、養子として引き取ってくれたことと、自分を養親に渡した実の親に複雑な心境を覚えている。
右 凪(ナギ):告白受けた側、流されやすい、メンヘラ、強くものが言えない、内向的だが趣味に対しては積極的、眼鏡男子、守りたい印象。
設定:凪は人外と人間の合いの子。兄がいるが、兄は能力があるが自分は未熟なことに悩んでいる。何かと比べられがちで、兄は優しいがそれもまた辛い、人外ということを隠して生きていたが、中学になると人間の学校と兼業して人外として生きることにも特価しなければならなくなる。
人外(名前未定):過去人間たちに忌嫌われた存在であったが、理由(試行錯誤中)があり人間と共存するために人間に紛れて生活することに。だが、人外ではあるので、人間にはなりきれない。そこで、自分を能力(試行錯誤中)をコントロールするためと、それを生かすことで生きていく術を身に着ける。
異世界(名前未定):人間は行けない人外のみが生活する世界。部落に近い世界観なため凪の人間と合いの子な上能力が発揮できないから異端なもの扱いされやすい。夕はあっけらかんとしているが、実の親はこの異世界にいると見込んでいるので異世界が好きではない
人間と人外の過去:追記。
一部の人外が能力を発揮した為に人間が虐殺されていった。その一部の人外を粛清するも人外=害悪という事実に基づいた偏見が産まれてしまう。人間は人外を怖がるが人外は基本能力がある意外は人間と変わらないので、人間と慣れ親しめたらなと思っている。そのために人間のために能力を利用することを考えている。せめてもの償いも兼ねて。
夕と凪は幼なじみ、というかご近所さんで特に接点は無かった。趣味も気も合わないから。グループで遊ぶことがあったら顔を合わせるが特に話さないしお互いに近所の人だ、くらいにしか思ってなかった。反抗期に入った夕は中学に上がる手前からタバコを吸い始めた。夜の公園に出てタバコを吸っていた。同じく公園にくる凪。
そこから始まる会話。凪はタバコを貰うところから、二人の交流は始まる。