抉られたその耳に囁いてあげる
鳴神夭花

貴方は貴方の醜い部分を認めない
自分が真面であり神聖であるように振る舞う
貴方は僕を馬鹿にする
自分が同じものであるにも関わらず
その目を塞いだのは誰なのか
それとも見えているのに見えないふりをしているのか

どちらであれ僕が貴方を嫌うには充分すぎる事実なのだ


自由詩 抉られたその耳に囁いてあげる Copyright 鳴神夭花 2016-06-09 03:19:10
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