フロネシス Phronesis
ハァモニィベル

  

      不意に、居場所が消えて


          通り過ぎた記憶が深まる


       燿りなく途絶えた門を


     独りくぐり抜けようとする度


               踏まれては、羽ばたく


      琥珀色の鷹













                       〔2016.3.2  AM 3:34〕


自由詩 フロネシス Phronesis Copyright ハァモニィベル 2016-03-02 03:30:19
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