色鉛筆
信天翁

     冬枯れした街の
   家並みをすりぬけて
  白糖の雪ぐもがうかぶ
紺碧となった 虚空のもと
   ドライブに便乗する 
   その・・・ひととき 
  卒寿のおひとりさまは
  青い年の 蒼いゆめに
        酔わされ
     ねぎらわされる 



自由詩 色鉛筆 Copyright 信天翁 2016-02-03 19:32:48
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