黄昏
青色銀河団

宝石は黄昏
茜色の泣き声のように
かすかな叫びが
鳴りひびく

地平線の不安に
母はにがい魂を引き裂いて
貧しい明日を燃やしている

行方不明になった死骸が
ぼんやりとたなびき
ことばはまだ鳴りつづける





未詩・独白 黄昏 Copyright 青色銀河団 2005-02-20 23:44:03
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