眠れぬ夜に
チーズオムレツ

忘れていた納豆ごはん 葱をたっぷりと
うどんは苦手 許せるタヌキうどん
風邪をひいた晩には味噌煮込み
想像しても開いてない札幌ラーメン塩バター
チャルメラが来たなら全速力で追いかける
仕方なくセブンイレブンのおでんを買いにゆく
明日は久々の代休
八海山の一升瓶傍らにコップ酒
どうにも眠れない夜 静かに煙草吸う
明日の朝妻に起こされツナサンドにポテトサラダ
学生街のカロリー焼きを想い出す
通い詰めた神保町一日十時間
ひと休みブラジルのマンデリンが胸を休ませる
九尾のイナリ寿司に春の日を想う
松家のせいろに鴨葱 真冬の贅沢
トムヤムクンに本格麻婆豆腐怖れながら明日は挑む
浅草の雷こんにゃくが懐かしい
なんといっても本マグロの中トロが
ヒラメの縁側に舌を巻く
真夏の夕べ スズキの洗い 或いはハモ落とし 締めには黒帯揖保乃糸
おでんの極致コロの串
黒アワビ 端っこのコリコリが一番美味い
ウニソースオリーブよりもバターが似合う
寿司屋が嫌うこはだ寿司
マグロよりよっとぼ美味いメカジキのトロ
赤ハタの弾む食感に舌を打つ
幼いころのあのラーメン
中華街いまも牛バラソバが待っている
やはりナマコとアワビのオイスター煮込みに限る
意外といける永谷園の麻婆春雨
大阪に育った妻に明日の夜にはミックスお好み焼き
柔らかく炊いたみがきニシン挑戦しよう
極上のデミグラスハンバーグにたっぷりと
紅鮭のスモークサーモンタマネギスライスレモンにオリーブオイル
このブリかまは氷見の30cmどうしよう
高速を飛ばして高山の甚五郎ラーメン食べたくなる
もう一つ宮川ラーメンが気になる
登山帰りの松本霜降り馬刺し仲間と突き
岩昇り看板の無い餃子屋に麦酒を傾けた
タンメン餃子に炒飯は過去に去る
三本立ての映画観て駅前の焼きそばにかぶりつく十八歳
一番の得意料理はタンシチュウ
祖母に教えられた鰹節削り
チーズが好きでワインを合わせる
鮒寿司の茶漬けを想う夜
フランスパンの骨頂はパリンとした皮にある
おでんの厚揚げとコンニャクに感謝する
妻のロールキャベツは母の味を越えた
俺の目玉焼き何時も息子が頬笑む
味噌味にインスタントラーメンに八丁味噌モヤシバター
何時も気になるマスの寿司月に一回は取り寄せる
生牡蠣を妻と分けても一口1300円
トロサーモンその実態は巨大ニジマス
本物のキングサーモン冷凍庫にあり
流石の大勝軒 分裂の先に何がある
浅草の尾張屋の大海老天麩羅蕎麦に妻は満足
俺は並木やぶのせいろに限る
仙台の牛タン取り寄せ妻と舌鼓
若狭の鯖の刺身に拍手
忘れてはいけない柳カレイの一夜干し
明太子何時まで飯を誘うのだ
毛ガニを貪るあさましさ
目覚めた朝には松家の定食
昼には吉野家特盛たまご
そろそろ食べたい妻の生姜焼き
来週はあの蕎麦屋を襲いカツ丼かきこむ
喜多方の坂内ラーメン味玉に 妻はワンタンメン啜る
ガッツリとレバニラたっぷり一気に炒める
どうしても我慢できないあの店の餃子
神田の喫茶店ナポリタンが忘れられない
茄子と椎茸タマネギに アナゴとハゼに車海老 何時もの天麩羅定食 赤出汁啜り
明日の晩にはフウァトロのチーズオムレツカレーを作ろう


俳句 眠れぬ夜に Copyright チーズオムレツ 2016-01-16 05:09:05
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