キンタマ王子、レモン
花形新次

自称詩人のレモン好きは
枚挙にいとまがないが
一方で屁については
殆どガン無視を決め込んでいる
だからと言って
自称詩人のケツから
レモンの香りがする訳ではなく
寧ろ逆にレモン好きな自称詩人ほど
その屁は強烈な臭いがするものだ

レモンが肛門から
まるごと出て来るシーンを
想像して欲しい
それは、特殊なプレイの
途中経過にしか見えないだろう?

ケツに似合うのは
屁であって
レモンではない

そしてレモンについて
あーだ、こーだ言う前に
自分の屁の臭いについて語ること
それが自称詩人から
自称を取る
第一歩になるのだよ


自由詩 キンタマ王子、レモン Copyright 花形新次 2015-12-19 07:03:00
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