風と光の変奏
信天翁

    わがままな初冬のそらは
      雲と風を相手にして
陽光の支配を絶えず監視している
            そして 
      筋骨質の日本列島は
  南岸添いに こころわびしく
     低気圧をひきよせては
  宇宙の謀判をささやいている
          だが だが
 街なかの公園広場は 天国です
      こどもたちにとって


自由詩 風と光の変奏 Copyright 信天翁 2015-12-13 13:56:04
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