キンタマレモンことキンタマ王子、プログレにハマる
花形新次

キンタマ王子は
キリンレモンに目がなかった
いつもママが買って来てくれるのを
首を長くして待っていた
キリンレモンさえあれば
いくらでも首が伸びる気がした


その一方で
キンタマ王子は
ラムネも大好きだった
ビンの中に佇む
ビー玉に夢中だった

この2つを融合して
更に
ビー玉の代わりに
自分のキンタマを使うことが出来たら
どんなに良いだろう

32歳の時に抱いた夢を
実現したものが
あの
キンタマレモンだ


自由詩 キンタマレモンことキンタマ王子、プログレにハマる Copyright 花形新次 2015-12-10 19:23:44
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