キンタマ王子、後悔する
花形新次

結局元の鞘、いや、袋に
納まったキンタマを見ながら
「フ、男として生きて行けって、か」
と一人つぶやくキンタマ王子だったが
最近、おのののかを見ると
ポコチンが立つことに気づき
なんだ、こんなことなら
モロッコくんだりまで行って
手術なんかするんじゃなかったと
ちょっと後悔した


キンタマ王子 作
モロッコ短歌

モロッコへ旅立つ夜に母宛の手紙一通引出しにしまう


自由詩 キンタマ王子、後悔する Copyright 花形新次 2015-10-27 23:40:31
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