短歌4首(2015年10月)
山犬切

いつの間に値上げされてる缶珈琲私を置いて時は流れた

昼飯を食べる私の箸止める高空からのヘリコプター

潮騒のような樹木のざわめきに心預けて夏のぬけがら

吐く息は白いかどうか確かめる十一月の朝の町にて


短歌 短歌4首(2015年10月) Copyright 山犬切 2015-10-25 06:44:17
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