優等生
フォマルハウト

あなたの肩にあるものを
わたしも一緒に背負いたかった

あなたが歩くその道の
景色をともに眺めたかった

でもどうぞご安心を
わたしは理解しています

あなたの力になれるのが
決して自分でないことを

あなたの瞳に映るのが
見知らぬひとだということを

わたしはずっと優等生
決して誰も困らせない





自由詩 優等生 Copyright フォマルハウト 2005-02-15 23:43:00
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