ためいき
深水遊脚
珈琲の温度と苦味醒めて行く秋雨本のページ湿らす
背景をいつでも嘘で固めてる仮面が良く似た仮面を喰らう
興奮が吐いた言葉を集めては雑な信心溜め息の詩神
償いの機会逃した歩き方 鞄引きずり階段上り
飲み込んだ宛先のない恋文が暴れる視界 カクテルの酔い
短歌
ためいき
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深水遊脚
2015-09-25 23:00:43
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コーヒー・アンソロジー