足のうらで生きる
吉岡ペペロ

二つに一つではなく

二つにして一つ

それが足のうらで生きるということ


とおく球場が夜空に灯っている

町あかりが滲むように澄んでいる

ぼくらは史上最強のまんなかだ


二つに一つではなく

二つにして一つ

それが足のうらで生きるということ










自由詩 足のうらで生きる Copyright 吉岡ペペロ 2015-08-30 11:06:11
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