正しくない永遠
十一月の失敗作



与えられた絶望
真新しい傷に落ちる冷たい涙

嘘だと言って
思い出にならないでと

あなたに叫ぶ

砕け散った心を寄せて
気がふれるまでここにいたい

苦しいだけの現実

飲み込んだ眠りは苦く
手繰りよせられるように意識は沈み出す

巡り出したのは 幸せと優しい体温


あなたの眠る空の下

正しくない永遠



自由詩 正しくない永遠 Copyright 十一月の失敗作 2015-08-21 19:50:19
notebook Home 戻る