夏のおわり
リィ

歩いても歩いても道だけが続き
自分が何処にいるのかさえわからず
そして誰もいない
歩き始めた時は家族や友人がいた
僕が歩くのが遅いから
みんな先にいってしまった
今は僕一人だけ
歩き続けた先にみんなはいるだろうか
僕のこと待っていてくれますか
もう少し歩こう
みんなが僕に手を振っている
いかなくちゃ


自由詩 夏のおわり Copyright リィ 2015-08-16 20:03:23
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