もり



もう書き尽くされてしまったかもしれないけど
夏は きみの腕のきずに
ぼくのきずも ちょっぴり痛むんだ ごめんね
生きるために
そうするって
ぼくには全然 わからない と
言った季節も 止まらなかった
今 すこしわかった気がするのは
ぼくも自傷の詩をいくつかかいてきたから・・
それは証で
ときにそれは灯で
すべてをきずつける詩をかいて
しまえたら
いつか すべて いやせるかな
句点は自分でうてないから
きみのきずも
ぼくのつみも
赤ん坊のときから
しってるんだ

あしたは ぼくの 誕生日
だから きみも 誕生日

ごめんね、
ありがとう、
おめでとう、





自由詩Copyright もり 2015-08-08 22:16:53
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