偽物
優太


指先ですら 触れた事ない筈なのに
いつの間にかこの身体に染み込んだ
生ぬるい ハリボテの温もりが
こちらをじっと 睨んでる
いつからかずっと身動きが取れない




自由詩 偽物 Copyright 優太 2015-08-07 03:10:27
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