『Elf』
楽歌

頂点に辿り着いたカマキリが
同じ目線で睨みあいをしてる
振り上げてしまったその右手の先
空は相変わらずそこに立ってた

氷点以下と気付いたかな君は
とはいえ変ね 痛みが意図してる
振り替え消し去ったことにしてもlie
法螺じゃないかな嘘も居たってさ


親指を立てて 伸ばした人差し指
口先で発射音
騒々しいね世界


夜になったら生身の温度で
気付かれずに踊っていられたら
朝まで残れば本能だから
それだけ持って眠りにつく

夜になったら産まれたまんまで
ひたすら誰かを待つのでしょうか
朝まで残れば本能だから
理性を無視して抱き締める


それだけ持って眠りにつく


自由詩 『Elf』 Copyright 楽歌 2015-08-04 10:51:37
notebook Home 戻る  過去 未来