カタツムリの人生
なけま、たへるよんう゛くを

虹が空よか広い水辺は 金魚くるりと群れ周る
万珠沙華の咲く咲くエベレスト 握りて二人 御岳の麓
世界のあらまし見えました 愛は神代の宝物
死期は憂き世の結節点
坂を駆ける夢中に生きよ 透き通る日に無残に死ね

どんな幸せが足りなくて
時の悲しみを受け入れて
ねじまいた数は続くので
こんな螺旋巻きが全てです。

物語の夜は閉じたようで
胸にパンチは深く濃く。


自由詩 カタツムリの人生 Copyright なけま、たへるよんう゛くを 2015-07-26 19:49:40
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