夜中の残響
たけし

透明な水
うかぶ黒い瞳

黒い瞳に煌めく無垢
感覚に残響し
感覚を越え
魂の核に食い入る
神聖と神聖が呼応し
浸透し合いながら輝き

やがて、

あちこち広がり始めていた闇の染みを
光に 光に変えていく 強い意志と鳴る。


自由詩 夜中の残響 Copyright たけし 2015-07-13 04:44:24
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