キラリと光らない
花形新次

キラリと光るものがないと
頑張っても無駄なことが多い

正にきみがそうだが
残念なことに
それを
誰も教えてくれない

何故なら
ほとんどの人は
キラリと光らないから

キラリと光らない人は
キラリと光らないきみを
安心して見ていられるからだ

キラリと光る
僕なんか
キラリと光らない人から
アイツはキラリと光らない
自分達にとって
キラリと光る
非常に危険な
敵対すべき存在と
思われているんだよ


自由詩 キラリと光らない Copyright 花形新次 2015-06-27 14:36:26
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