愛歌Ⅳ <今、新しい朝に>
南無一


夜の 闇の 暗さの なかに
哀しみの 仮面は 閉じこめて
こころの 底の 片隅に
しゃがみ込んでいる
希望を 取りだそう

そして 今、
新しい朝への
出発の 準備を しょう

この かたわらにいる
ぼくの 人生と 切り離せることの
出来ない
存在と ともに

裏切られることを 惧れ
膝を 抱え込んでいる こころを
揺り起こして
今は ただ この ひとときに
ぼくの 持っている
ありったけの やさしさを 込めて
きみを 愛そう

そして 今、
新しい朝に 向かって
歩き はじめよう

この かたわらにいる
ぼくの 人生と 切り離せることの
出来ない
存在と ともに


自由詩 愛歌Ⅳ <今、新しい朝に> Copyright 南無一 2015-06-14 22:07:42
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