suicide forest
捨我
深々と星降る夜に
闇に浮かんだ森歩く
青い月光
銀色の狼
歌うように吠える
哀しげなMelody
月の浮かぶ湖へ
朝日が照らすその前に
見えすぎるのは怖いから
見つかったら終わるから
目を瞑ろう
耳を塞ごう
静かに潜ってゆけ
どこへだって行けるなら
どこへも行きたくはないから
底の方まで沈んでゆくよ
底の方で留まっていたい
自由詩
suicide forest
Copyright
捨我
2015-05-03 20:21:08