すとーぶ
アンテ

しんをちょうせつして
つつをもちあげて
すこしだけすきまをあけて
まっちでひをつけて
しめるとどうじに
まっちをふってひをけす
ごっごっ と
おとをたてて
かなあみまでひがのびて
あみめがあかくなって
あったかくなる
のをみていると
ぐしゃぐしゃって
あたまをなでてくれた
おおきくなったら
させてあげるよって
おばあちゃんいったのに
あるひとつぜん
とうゆのすとーぶはいなくなった
とてもさむいあさ
ふとんのゆうわくにうちかって
まだくらいうちに
そっとだいどころをのぞいてみる
でんきすとーぶも
ゆかだんぼうも
つんとよそをむいている
おばあちゃん
すとーぶついてないよー
そとでとりがないている
ひろこじぶんでつけられるでしょー
やかんにおみずをいれる




自由詩 すとーぶ Copyright アンテ 2015-04-06 23:42:52
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