大黒柱。
梓ゆい
父の声がしたので
居間の方へと向かって行った。
杖を持ち
自力で歩こうとする様は
病と闘う姿そのものに見える・・・・。
「私は今、父の心と気持ちに答えなくてはならない。。」
父と過ごし
生きる時間を共有して
言葉以上の感謝を手渡して行きたいのだ・・・・。
「自らの足で歩き、病と闘う父の両手両腕に・・・・。」
自由詩
大黒柱。
Copyright
梓ゆい
2014-11-24 13:18:47