にがいしわぶき(七)
信天翁

しののめの そらがほのぼの あけるころ
       さみしくなった 終着駅は
           歯磨きをおえれば
          始発駅のかおになる
              だが だが
          猫背となった乗客で
      おひとりさまの おいぼれは
      きびしい採点を しるされる
      カルマのしろい 答案用紙で
      かなしい限界を しらされる
     おのれのくろい 自然治癒力で


 


自由詩 にがいしわぶき(七) Copyright 信天翁 2014-11-21 21:01:09
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