見知らぬ惑星
加藤泰清

先生のケツの付け根あたりからなんかコードがでてたのを見つけた佐藤君が
「先生 ケツからコードがはみだしてますよ」と言ったら
いきなり先生が「みてんじゃねえっ!!!!」と叫んで
佐藤君の左目にコードをぶっ刺してビリビリビリリリビリビリビビビリリリリー
っていう夢をみたあとトイレにいったら小便が血みたいな色だったんだよ と
佐藤君と田中君と鈴木君と綾小路君に笑いながら話した途端に
四人がケツの付け根あたりからコードをのばしてきて
「いつから知ってたーーーーー!!?!!!??!」と怒鳴ってきたので
急いで教室を飛び出して学校の外へと逃げたら
町中の人達が自分のケツの付け根あたりのコードを手にとって追いかけてきたので
とっさに電気屋にはいってそこにあったコードをつかみとって
ケツの付け根あたりからコードがでてるように見せかけたら
みんな何事もなかったかのように立ち去っていったので
それ以来ケツの付け根あたりにコードをガムテープでとめているのだけど
温泉とかに入るときにはバレるかもと思い常に緊張しています


自由詩 見知らぬ惑星 Copyright 加藤泰清 2005-01-26 18:49:10
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