宇宙
ベンジャミン
猫の眼のような月が
僕を見ているようでしたが
見ていたのは実は僕でした
そこには宇宙が広がっていましたが
実は僕こそが宇宙でした
常に生まれ
常に死にます
それは調和のためでした
いつか自分自身をのみこんで
すべて無に還ります
自由詩
宇宙
Copyright
ベンジャミン
2005-01-26 11:28:05