反転
はるな
みていたのは皮膚
あるいは瞳、うなじの汗
でもみえていたのは
世界
あかるい日
部屋のなかで視界をうしなうようなうす甘い幸福
雲ひとつない空のなかに
探したのは影
あの日あなたを知り
みえていたのは世界
みえなくなったのも
自由詩
反転
Copyright
はるな
2014-07-16 02:08:54