きっと煌めく
瑞海


大きな月の日
ベランダの貴方
影が出来て
すぅーっと消えたら
涙が止まらなかった

消えそうな手
繋いで握れなくて
切り刻んでやろうかと

でもあなたが止めたからやめたよ


夢の中で
走っても走っても
追いつけなくて
銀河の中をぐるぐる

土星の輪っかで
一休みしてる暇も無くて

ひたすら泣いて鳴いて走ったのが
懐かしくて痒い


虹色の金平糖
まだ食べれてないの
何かが無くなりそうで欠けそうで

大人になったら
珈琲に溶かしてみせるわね

その時あなたが横で笑ってたらいいな

これが私のお願い



自由詩 きっと煌めく Copyright 瑞海 2014-07-15 21:37:28
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