白い彼女
瑞海



白い彼女は夜に来て
暗い独りを照らす
私たちをしっかり見て

白い彼女は朝には消え
切ない笑顔を残す
いつかの再会を望んで

考えるのは止めない
脳裏を撫でて離れない
白い彼女はいつでも
いつでも小さな足音を残して死んでいく

初めて死を
悲しさと希望を持ち合わせて迎えた
私の空はまだ明るい



自由詩 白い彼女 Copyright 瑞海 2014-07-13 17:19:43
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