政策について
テレビのニュース番組でも
新聞でも
政府が言っていることは
金太郎飴のように
目や耳に入ってくるけれど

批判されないように
政府の優秀な人たちによって
作り上げられた言葉の束は
考える気を萎えさせる
絶大な効果を発揮している

知りたいのは

その政策は
誰が
どういう根拠で
提起して
誰が
どういう考えで
賛成し
誰が
どういう理由で
反対し
どんな過程を経て
決定されたのか
どんな議論がされたのか
されなかったのか

その政策が実施された後
結果について
誰が責任を持つのか
持たないのか

本当のところが
まったくもって見えにくい

行政権に携わる人たちの言葉は
煙幕のよう

立法権に携わる人たちの言葉は…
まわりくどすぎたり
こぼれた本音は論外だったり

行政権に携わる人たちも
立法権に携わる人たちも
お仲間のことだけは
よく守る

その行動基準は
国の民に対して
恥ずかしくないかではなく
お仲間としてのルールを
守ったかどうか
だけみたい

これで民主主義って
胸張って言えるのでしょうか


政策の一つ一つについて
サッカーの世界大会と同じくらい
メディアも
一般市民も
語るようになったなら

日本に
生きた民主主義があると
言えるのかもしれません




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衆目を集めるスポーツ選手は
自分に厳しいですね
監督もすぐ責任を問われるし
胸が痛みます
日本には
自分に厳しくなってほしい人が
他にたくさんいるのです