こいち

反転した蛍 
朝せっせとヒカル
誰にも知られずに
太陽に焼かれる 
せめて似たようなものが 
同じ場所に落ちますように 
反転した世界を 
ともに眺める少しの時間が
与えられますようにと
願う


自由詩Copyright こいち 2014-06-11 02:57:57
notebook Home 戻る  過去 未来