http://mb2.jp/_poem/276.html#S1278
メビウスリング4月の読書会、参加者の皆様へ
4月の課題詩を書くため、私が選んだ色は、
「絵の具」の種類を和の漆塗りに決めて、【潤朱】にしました。
■潤朱(うるみ/うるみしゅ)という色についての参考資料は以下です。
【色のイメージ】
http://www.tcn.zaq.ne.jp/melting-point/private/color-cha/c-urumishu.html
【漆塗りについて】
http://www.kogado.co.jp/wp/?p=936
次の文言があります。(溜塗りは、仕上げの透き漆を塗る前の工程で朱塗りを施す技法で、歳月の経過につれて仕上げの漆が透けてゆき、徐々に朱色が色濃く現われるという典雅なものです。・・・色に経年変化の生じない潤朱塗り・・・)
【潤朱塗りの実際の色イメージ】
http://matsumin.exblog.jp/17902902
【潤朱=黒漆+ベンガラ】
http://www.kanagawa-iri.go.jp/kougei/kgnews/12/302e2.html
【ベンガラ】
http://www.kosyokunobi.com/benigara%20guide/benigara.html
次の文言があります。(ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた
最古の顔料・・・経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で・・・)
★これらの特性(漆塗の如く最初は黒くくすんで見えても、やがて鮮やかな朱色が浮かび上がり、褪色しない)
をうけて、私の課題詩「潤朱」を書きました。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=289508&filter=cat&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26cat%3D1
補足)
【沈黙交易】 ⇒概説は Wikipeia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%88%E9%BB%99%E4%BA%A4%E6%98%93
【鬼市】 について上記中
(次の文言がある)
《日本の研究者では、鳥居龍蔵が東南アジア全般に沈黙交易が存在したと論じており、岡正雄や南方熊楠は、無言のうちに交易を行なったという中国の鬼市(Ghosts' Market)について述べている。》
*私の詩では、「沈黙交易」=「鬼市」は、作者と読者との作品をめぐるやりとりを暗示する意味で使いました。