白いサウンド(九)
信天翁

庭木の梢がはしゃぎまくっている
声もださずに
何がそんなに楽しいのだろう
 
それにしても
聾唖になったのか
近頃の雀は・・・・・

だまったまま裸木につかまり
首の屈伸ばかり見せている
きっと寝ちがいで首が凝ったのだろう

この俺さまとおなじように


自由詩 白いサウンド(九) Copyright 信天翁 2014-03-15 10:36:15
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