さむらごうちの唄
花形新次

彼にすべてを委ねつつ
掴んだ栄光何故悪い
あの時交わした約束を
信じた私が馬鹿なのね

日陰歩んだ人生を
一か八かでやり直す
みんな優しくしてくれた
嬉しかったの死ぬほどに

さむらごうち!の呼び掛けに
思わず振り向く人の良さ
ヒソヒソばなしに傷ついた
ことを言えずに一人泣く




自由詩 さむらごうちの唄 Copyright 花形新次 2014-02-22 20:11:09
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