闇鍋
春日線香

蟹が泳いでいた
それを追ってわたしがきて
叔父がわたしを追いかけてきて
叔父を追いかけて姉もきていた
だから家が火事になっても問題なかった
みんなで食べた鍋は
罪の味がした


自由詩 闇鍋 Copyright 春日線香 2014-02-19 01:12:01
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