水の村 Ⅱ
Lucy

笑われても
無視されても
ぽきぽき折れるばかりだった自尊心を
つっかい棒に
ただ適応することを
拒んだ


育っていけない子どもとして
倒れるために
長い間待った
ふるさとが沈む日を


憎みながら
そこでおぼえたやりかたを
ただ 繰り返しながら




自由詩 水の村 Ⅱ Copyright Lucy 2014-02-13 15:43:59
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