ぼんやりと
Utatane/Nayuta

時間の浪費。

少しだけ伸びた爪を切ってみたり、

2週間ぶりに耳垢を掃除してみたり、

急に何かに駆り立てられたように部屋の整理を始めてみたり、

ターンテーブルを持っていないくせにレコードを買ってみたり、

そんなこと。些細でちっぽけで対して意味のないこと。

来るはずのない返事をずっと待っているような気分。

自分は無防備過ぎると、時々思う。

外壁のないアパート。甲羅を無くしてしまった亀。

時間から身を守らなければならないのに、どうしたんだろうか。

何も考えていないわけではない。いや、むしろ考えすぎているぐらいだ。

自分はsensitiveな人間だ。なんて言うと小っ恥ずかしい。気障っぽい。

誰からも嫌われず、かといって特別好かれているわけでもない。

不幸でもなければ、幸福でもない。

孤独ってそんなものなんだろう。

芸術も文学も文芸も現代詩フォーラムもどうでもいい。

形式なんて知らない、いらない、見たくもない。

時間の浪費。

こんな駄文を、祝日の朝に書いていること。

時間の浪費。

目的なく生きていること。

Why?












自由詩 ぼんやりと Copyright Utatane/Nayuta 2014-02-11 09:37:36
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