ある日の茶
番田
人はなぜ絶つのかと
命を
思っていた
見えた 街が
寂しい
波の向こうに
言葉が
無かったからこそ
生きてこられた気がする
思う 不要な
自分を思う
僕の体が立っている
帰りたい 家で
眠りたい 少ない
料理を 食べて
そして雑誌をめくりながら
眠りに落ちたい
お茶に口を つけながら
自由詩
ある日の茶
Copyright
番田
2014-02-05 00:36:44
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