待ち伏せ
花形新次
きみの顔を
思い出そうとしても
ただ美しかったということだけが
輪郭として浮かぶ
それが
きみにとって
幸せなのか
そうでないのか
僕にはわからなくなっている
だから
きみの居場所が明らかになった今
思い切って
きみを待ち伏せしてみる
30年ぶりに
ウヒョーッ
自由詩
待ち伏せ
Copyright
花形新次
2014-02-03 19:13:04