街と商売
番田 


誰もいない
夜だった 今日も
書く詩のために
ペンを取る


疲れた 目は
何も見えないのはなぜ
物事が 犬の
目つきの街が 怖かった


ぼやけたように
春のお台場 カップルの中
何も見えないまま僕は
蒸気船だけを そこに浮かべて


消費ファッションZARAの 
服の並んだ店並の中
同じような 店並を 見飽きた
心がテラスを駆け抜けていく



自由詩 街と商売 Copyright 番田  2014-02-03 00:13:34
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