飛び跳ねる リズム
藤鈴呼

一曲の 音の 流れ

浮かんでは 消え、
消えては 浮かび

見えた 途端に
音符に 変わる

トタン に カタン と 反響し
公園の 講演が

川の はす向かいから
蓮の葉を 飛び越えた角度で

聞こえて 来るのです

不思議だな
不思議だね

日曜日の 駐車場
休日の 役所からは
聞こえる筈のない

飛び跳ねる リズム

まるで 青空に ぽっかりと見えた 
アイスクリームのよう

一瞬で 
甘さと 冷たさを 
連れて来る 
予感と ともに

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自由詩 飛び跳ねる リズム Copyright 藤鈴呼 2014-01-13 17:00:41
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