いつも見つめる
山鷲

息を止めたい

男は私を笑っているのか
女は私を笑っているのか

どこを掘れば、どこをさらえば、どこをのぞけば

美しさはそのぎらぎらとした光を跳ね返して私の目を眩ませてくれるのか

開けないくらい痛くなるほど

開きたくないくらい痛くなるほど


鈍く跳ね返される光は油っぽく 愛らしい形なんてないんだと

見つめて吐き出す


自由詩 いつも見つめる Copyright 山鷲 2014-01-11 02:05:17
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