吐露
自転車に乗れない女の子
「
誰かの為に。
これってかなり難しい
友達の為、
家族の為、
恋人の為、
自分の為、
こっちは意外と
できそうなものなのに
いや、まぁ
難しいことに
変わりはないけれど
なんとかちょびっとくらいはって。
だけど誰かの為ってのは
なかなか、なかなかね
気持ちが入らなかったり
飽きちゃったり
偽善が見え隠れしちゃったり。
でも世の中には
誰かに助けてもらいたい人
そんな顔も知らない誰かを
助けようって人
意外と当たり前にゴロゴロしてて
それを僕はタブレット端末から
ふぅんって知ったりして
何にも知らない誰かに
何かをしたり
何かをあげたり、
何かを伝えたり
そんなことを僕は
何にもしたことがなくて
みんなでちょびっとずつ
頑張ろうって
そんなこと言われても
どうせあいつはサボるでしょとか
僕ひとりやらなくても、とか
二倍頑張る誰かだっているでしょとか
そんなことを考えちゃって
最後には
あんま関係ないからな。とか
思ってしまったり。
それはもう
偽善なんかを通りすぎちゃって
人の為とかふざけんなよ
って感じで
だけどだけど
そんな僕だけれど
誰かの為に頑張る
あなたの為になら
頑張れるから
微力すぎて
やっぱりくずのままだけれど
少なくても行動します
あなた経由で
誰かの為になるって信じます
そういう連続がきっと
いつか70億を幸せにするんだって
僕は信じます
誰かの為にあなたがすることは
僕の所にもとどいています
」
ありがとう。