海の薄氷
海鷹四季道
与えられた役割が重厚な鎧に見えてしまう。
それが羨ましいといつから思っただろうか。
先に進むに連れて、薄氷は深淵の暗さを際立たせてくる。
近くを見れば、多くのまやかしの灯台が暖かみを帯びて誘惑する。
出来もしない事を氷空に絵を描きつつ、一歩でも前へと先に行きたい。
まだ見えぬ岸辺に、いつかたどり着くと信じて。
自由詩
海の薄氷
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海鷹四季道
2013-12-31 08:57:29