閃光録
織部桐二郎

冬月に独りがたりを秘すべしや


詩を解く学人の声冬の窓


火鉢おく先師がたくと何をきく


風一閃寒を裂きたり逢魔時


雲凍てぬ見果てぬ夢のさめ心地


冬星も久遠流転のいくたびぞ


俳句 閃光録 Copyright 織部桐二郎 2013-12-29 06:37:55
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